韓国・ソウルでサイクリングをしてみよう！

韓国・ソウルには外国人でもレンタルできる「따릉이（タルンイ）」というレンタサイクルが普及しています。1時間1,000ウォン（約100円）からレンタルできるため電車やバスよりもコスパが良く、天気の良い日にサイクリングにもおすすめです。この記事ではそんなタルンイの乗り方やアプリの使い方を詳しく解説します！

レンタサイクル「タルンイ」はどこで借りられる？

タルンイはソウル市内のあらゆる場所で借りることができます。市内であれば繁華街だけでなく、大体どこででも借りれるため、借りる場所を事前に調べなくても大丈夫です。

借りる場所には画像のような看板があり、ここでレンタルと返却をおこなえます。貸し出しは全てアプリでおこなうため、基本的には無人です。

レンタサイクル「タルンイ」の乗り方（アプリの使い方）

1.「タルンイ」のアプリをダウンロード

まずはタルンイのアプリをダウンロードしましょう。ダウンロードしていない人は以下のリンクからダウンロードできます！

2. 上から3番目の「Foreigner」を選択

タルンイのアプリを開いて、上から3番目の「Foreigner」をタップする。

3. メニュー中央の「Purchase pass」をタップ

メニューの一番下にある「Purchase pass」をタップする。

4. 借りる時間を選択

借りる時間を選択してタップする。

5. 個人情報と支払い情報を記入

カード会社を選択し、カード番号を入力する。

6.支払いが完了したらレンタル番号がメールで届く

支払いが完了したらメールで届くので確認しよう！ここまでの作業を自転車を乗る前に済ませておくとスムーズです。

7. 自転車のバーコードをカードで読み取る

トップ画面に戻り、画面下にある「Rent」を押して、アプリのカメラから貸出所の自転車の裏にあるバーコードを読み取る。

8. 鍵が解除されたらレンタル完了！

鍵があいたらレンタル完了です！

レンタサイクル「タルンイ」の返却方法

アプリの地図から返却場所（貸出所）を探す

まずはアプリから自転車を返却する場所を探しましょう。地図がうまく見れない場合はNAVER地図でも探せます。

返却場所（貸出所）に行きタルンイに鍵をかける

返却場所（貸出所）に着いたらタルインを停めて、鍵をかけます。

返却完了の音が鳴ったら返却完了！

鍵をかけたら、自転車から音楽が鳴って返却完了です！

レンタサイクル・タルンイの料金

タルンイの料金は1時間1000ウォン、24時間5000ウォンと、とてもリーズナブル。1時間から借りることができ、購入したレンタル券の期限は1日です。

例えば1時間レンタルした場合は、購入時点から24時間以内に1時間使用できます。24時間以上経ってしまうとレンタル権は失効してしまうので注意が必要です。

また、在住者は定期券を購入できます。留学や仕事、結婚などで外国人登録が済んでいる人は購入できるので、頻繁に乗りたい人はチェックしてみましょう。定期券は7日間毎日1時間ずつ乗れる券が3000ウォン〜。1ヶ月、半年、1年から期間を選べるので、通学や通勤などに使いたい人は検討してみるのがおすすめです。

一時利用

定期利用（在住者のみ）

レンタサイクル・タルンイのQ&A

レンタル時間を過ぎて乗った場合はどうなる？

レンタル時間を過ぎた場合は、チケットを購入したときと同じ決済手段で、超過料金が5分あたり200ウォンづつ発生します。超過料金は25分で1000ウォンで、通常料金より2倍以上高いため、時間を超過しそうな場合は一度近くの返却所（貸出所）で返却してから、再度レンタルすることがおすすめです。

また、最大4時間までは超過できますが、1時間券の場合、4時間を過ぎると自動的に盗難とみなされ警察に通報されてしまいます。きちんと返却所（貸出所）に返却し、鍵のかけ忘れが無いよう注意しましょう。

レンタル時間が残った場合はどうなる？

レンタル時間が残った場合は、残った時間分をまた利用することが可能。チケット購入時に入力したメールアドレス宛に番号が届くので、その番号をアプリから入力すると再度借りれるようになります。

ただし、チケットの有効期限は変わらないため、時間がいくら余っていてもチケットを初めて使った時間から期限分の時間が過ぎていれば、余った時間を再度使用することはできません。

たとえば、午前10:00にチケットを使用してタルンイをレンタルし20分乗った場合、翌日午前10:00まで残りの40分を使用できます。

支払いにT-money（Tマネー）やWOWPASS（ワオパス）は使える？

T-moneyでもWOWPASSでも支払うことはできません。WOWPASSは「クレジットカードが使える場所なら使える」というコンセプトのカードですが、タルンイのレンタルは別なよう。外国人用のカードであれば、観光地の入場が無料になったり、さまざまな割引きを受けられる外国人用観光カード「Discover Seoul Pass（有料）」を使えば無料で乗ることができます。

韓国で自転車に乗る際のマナー

基本的には日本とルールは同じ

自転車を乗るルールは、日本とあまり変わりません。異なる点としては、韓国では信号が赤であっても右折（日本でいうと左折）ができます。

自転車道路がある場所では自転車道路を使う

韓国も日本と同様に自転車専用の道路がある場所もあります。その場合は進行方向と同じ側の自転車道路を使うようにしましょう。

右側走行が原則

韓国は車線が日本と逆で右側走行です。そのため車道を走行する場合は、進行方向の右側を走るようにしましょう。

ソウルでレンタサイクル・タルンイを乗りこなそう！

ソウル市内でサイクリングをしたい人にうってつけの「タルンイ」。外国人でもクレジットカードがあれば簡単にチケットを購入できるので、気軽に挑戦できます。歩くには少し遠い場所や、バスや電車で行きづらい場所には自転車の利用がぴったり！この記事を参考にぜひタルンイを利用してみてくださいね。